経営者の顔が見えない「三和」
前述の会合で、或る参加者が三和小川店の問題点を次のように指摘しました。
『今回の事件に対する三和小川店の対応は論外である。なぜそのような対応をとるのか、それは三和の創業者、経営者に経営哲学、理念といったものが欠けているから。そのような会社に良質な従業員が育つわけもないし、定着もしない。
卑近な例として「三和小川店」の競合スーパーである「OKストアー町田小川店」を見れば一目瞭然である。
OKストアーは経営者の基本方針を誰もが目に付くところにパネルで明確に示している。店内掲示からレシートに至るまで「高品質、Everyday Low Price」を謳っている。店内には投書箱が設置され、一つ一つの意見に店長(実名)が丁寧に紙面で答え公開している。その貼り紙も整然と貼られ、見苦しくない。
他方、三和小川店は経営者の基本理念も無ければ、店長の実名さえ分からない。貼り紙は各紙各様で壁やドアなど至る所にバラバラに貼られ、汚らしい。
OKストアーはいわゆるタイムセールスとか安売りデーと言ったイベントは一切しない、と明言し、日時を問わず、会員対象に価格103円に対し3円割り引く(3%相当)と明示している。
他方、三和小川店は土日の或る時間帯をポイント5倍にするとか、タイムセールスを仕掛けるとか、お客を惑わすようなやり方で売り上げを上げようとしている。特にポイント5倍の時間帯は客が集中して狭い通路は更に狭くなり、レジは長蛇の列となる。売り上げ最優先の為か安全配慮義務は二の次になっている。ポイント5倍を改めて計算してみればわかるが、OKストアーの3%引きには及ばない。ましてや平日のポイントなどOKストアーより一桁下がるのに、客にわかり難い計算方法でトリッキーな商売をしている。
三和になぜ経営者の顔が見えないのか。三和のネーミングには誰もが思いつくようなそれらしき由来はあるが、それを見て従業員が具体的に何をすればよいのかが分からない。経営者の明確な姿勢、方向性が無いからである。売り上げさえ伸びればよいと考えているとすればいずれツケは回る。』
会合に参加した或る論客(敢えて論客とします)は以上のように語りました。
続く(次回は「タコ賞味期限三和偽装販売 」)
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