CSを欠く三和

被害者の方は退院はしたものの回復もままならず、外出も出来ず不便な生活を強いられています。

被害者は町田市にこの事件を説明し介護保険の認定を受けることが出来たので、ヘルパーさんから食材の仕込みや食事のサポート(有料)を受けながら生活しています。

三和はこうした顧客の事情に関心が無いのか、退院後の生活など知ろうともしません。少しでも気の利いたスーパーなら、店内で重傷を負った顧客に、電話注文や配達の便宜を図り少しでも客離れを防ごうとするでしょう。そうしたちょっとした気遣いが口コミで広がれば店の再評価にもつながるのです。

三和側から見れば、不満を口にする一部の客が店離れするだけ、と考えるかもしれませんが、実は黙って店離れをする客の数の方がはるかに多いことを知るべきでしょう。そして店の評判は良い評判より悪い評判の方が瞬く間に口コミやネットで広がる怖さを知るべきでしょう。CSとはそういうものです。

被害者がヘルパーさんに「三和では絶対食材を買わないように」と指示したのは言うまでもありません。

「スーパー三和」事件(東京・多摩)

東京多摩地区の中堅スーパー「三和」の売り場で起きた事件です。皆さんはこの事件をどう考えますか? 【写真:客離れした某スーパーの末路】