三和が依頼した弁護士の力量は?

私たちはこの事件の経緯を改めて検証していますが、今日は三和が依頼した代理人弁護士について少し触れてみましょう。

三和の店長らはこの事件対応に慌て、加入している損保会社に丸投げ。社内のリスク管理部門の脆弱さを露呈する形になりました。そして損保会社の雇われ弁護士は代理人と称して、事件発生数日後に被害者に「三和に法的責任はない」と通知してきたわけです。

この弁護士は被害者入院先へ普通便で通知。宛先名は苗字のみ漢字で、名前はひらがな表記(戸籍上は漢字)というチグハグさ。

三和は被害者の住所を知っていた(何故なら事故後、買い物品を店員が自宅に届けている)のであるから自宅住所へ配達証明で送るのが一般。大病院に普通便で出して被害者に確実に届く保証はないのです。しかも苗字は漢字、名前はひらがなといういい加減さ。弁護士は何を慌てたのでしょう。それとも杜撰な仕事ぶりを露呈?

時効が迫っているわけでもなく、長期入院を余儀なくされた被害者が自ら姿を消すわけもなく、被害者の住民票くらい取り寄せてジックリ構えてまともな仕事をして欲しいものです。到底、現場検証などしている様子も無く、S三和小川店長の話を鵜呑みにして文書化しただけという事なのでしょう。


「スーパー三和」事件(東京・多摩)

東京多摩地区の中堅スーパー「三和」の売り場で起きた事件です。皆さんはこの事件をどう考えますか? 【写真:客離れした某スーパーの末路】